タワージャズとアイシン精機が次世代の車載製品の量産を発表

ミグダルハエメク（イスラエル）および刈谷（日本）、2017年4月12日 – グローバルスペシャルティファンドリリーダーのタワージャズと、世界大手自動車部品サプライヤーの1社であるアイシン精機株式会社は、本日、タワージャズのパワーマネージメントテクノロジーを使用して、自動車メーカー向け車体製品に使われるアイシンの次世代車載用デバイスを量産することを発表しました。

タワージャズのパワーマネジメントプラットフォームは、面積効率の高いスケーラブルなLDMOSおよびESDデバイス、特許取得済みの信頼性の高いYフラッシュOTP / MTPソリューション、埋込み型ツェナーダイオード、ショットキーダイオード、その他先端の機能を提供し、車載用チップとして業界をけん引する性能を実現します。

タワージャズは、パナソニック・タワージャズセミコンダクター社（TPSCo）の日本工場にパワーマネジメント技術の可用性を拡大しています。タワージャズとアイシンは車載製品製造実績を持つTPSCoの200mm工場でも製品製造を計画し、マルチファブ製造の柔軟性を得ることを期待しています。

アイシン精機株式会社　電子商品本部　電子先行開発部　主査の後藤浩次氏は次のように述べています。「タワージャズの先進的なパワーテクノロジープラットフォームを利用することで、当社の仕様に合わせてチップを容易にカスタマイズすることができます。タワージャズと車体製品開発で緊密に連携することで、高品質な自動車部品を効率よく確実に量産することができるでしょう。」

タワージャズのバイスプレジデント兼ミックスドシグナルおよびパワーマネジメント部門ゼネラルマネジャーのShimon Greenbergは次のように述べています。「タワージャズは、180nm AEC-Q100グレード0認定プロセスプラットフォームをベースにした先進的なパワーマネージメントテクノロジーで、成長を続ける自動車用半導体市場に優れた品質の製造ソリューションを提供する体制が整っています。当社は、アイシンとの密接な関係を強化し、次世代の車載用デバイスを製造することを期待しています。 アイシンの世界的な車載部品サプライヤーとしてのリーダーシップと当社のクラス最高のパワーマネジメントプラットフォームとが組み合わさることで、急成長する自動車市場で画期的な製品を実現します。」