タワージャズ、最先端の高耐圧、低オン抵抗パワープラットフォームを強化

ミグダル ハエメク（イスラエル）、2019年6月17日 – グローバルスペシャルティファンドリリーダーのタワージャズは本日、新たに、高電圧帯において高い電力効率を実現しうる140V 耐圧・低オン抵抗（低Rdson）性能を有するパワープラットフォームを発表いたしました。新プラットフォームは同社の90V耐圧プラットフォームを市場要望に応えて拡張したものであり、成長著しく同時に価格競争が激しいコンシューマー/産業/コンピュータ/自動車市場に向けて最適なソリューションを提供いたします。 

タワージャズのパワーマネジメント＆ミックスドシグナルCMOS事業部のバイスプレジデントであるShimon Greenberg氏は次のように述べています。「拡大しつつある48Vエコシステムをターゲットに独自の140V RESURF (Reduced Surface Field) 低オン抵抗プラットフォームを発表できることは光栄です。すでに複数の分野で多くのお客様が2020年量産を目指して製品設計を開始しております。」

タワージャズの140V RESURF (Reduced Surface Field：電解緩和) 技術は実績豊富な 0.18μm パワーマネジメントプラットフォームを用いてデバイス設計されており、ローサイド／ハイサイドスイッチング用の低オン抵抗 LDMOS、ブートストラップダイオード、フローティング動作対応など競争力優位をもたらす性能を耐圧140Vまでの電圧帯で提供いたします。このプラットフォームは、フォトマスク回数抑制および基板としてバルクシリコンウエハを用いることによって優れたコストパフォーマンスを実現しており、ドローン、ロボット、パワーツール、ガーデンツールといった消費者向け製品や産業用製品のゲートドライバーやモータードライバー、DC-DCコンバータ、バッテリ管理用ICに最適です。

タワージャズの車載プログラム責任者であるDr. Amol Kalburgeは、次のように述べています。 「この先鋭的なプラットフォーム拡張によって自動車の電気・電子制御化加速に貢献できることはとても光栄です。当社ではこれまでにも140V ドレイン分離型フローティングプロセスを用いて車載バッテリ管理用ICを量産してきましたが、今回の新140V RESURFプラットフォームは、お客様のさらなるコストパフォーマンス向上要請に応えるべく、クラス最高の電力効率実現に最適な機能を有し、且つそれをより小さなICダイ面積で実現します。」

この新しいプラットフォームは、データセンター用48V DC-DC コンバータやEthernet ICを介した高電圧電力供給に対応しています。また、ハイブリッド車や電気自動車に用いるモーターコントローラ、各種ドライバ、LEDヘッドライト、eFuse、48V電源アーキテクチャなど、幅広い車載用アプリケーションもサポートします。

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